
Hinako
@Lady_Hinako
2025年10月13日
具体と抽象
細谷功
読み終わった
言葉の違いから思考の構造まで、
「具体」と「抽象」という視点で世界をとらえ直す本だ。
薄いし、イラストも多く、難しい話が驚くほどわかりやすい。
抽象は広く通じるけれど曖昧で、
具体はわかりやすいけれど応用がきかない。
その間を行き来することで、
思考が深まり、世界が立体的に見えてくる。
読んでいて、プラトンのイデア論やカントの物自体を思い出した。
私は日頃から&職業柄、体感を言葉にすることを意識していのだけど、この本を読んで、その行為がまさに
「具体と抽象を往復すること」なのだと気づいた。
