
彼らは読みつづけた
@findareading
2025年10月14日
図書館の魔女 高い塔の童心
高田大介
読み終わった
電子書籍
*読書で見つけた「読書(する人)」*
《ハルカゼがマツリカの自室を訪ねると無人である。ついでタイキの書斎の重い観音開きを開けたら案の定、マツリカは分厚い絨毯の上、タイキの螺鈿の執務机の下で、書物の山に挟まれて胡坐座、膝の上に書物を拡げて片手で饅頭をぱくついている。傍にはイラムが正座して、こちらは手すさびに筍の皮を裂いたりしていた。》
— 高田大介著『図書館の魔女 高い塔の童心』(2025年3月Kindle版、講談社)

