
にどね
@h_booklog
2025年10月15日

それはただの偶然
植本一子
読み終わった
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写真家としては知っていた植本一子さんが文章も書いていると知ったのは去年の文フリでのこと。
その時に販売されていたエッセイ集を今回読んだのだけれど、思いのほか赤裸々でびっくりした。赤裸々というより、とても正直な人、なのかな。
恋愛においての思考の癖にちょっとわかるところがあり、何度かドキッとさせられた。
ずっと色々な傷と向き合いながら生きてきて、きっとそれは今も続いているのだろうと思う。読みながら少し苦しかった。でも不思議と文章に重苦しさはなくとても読みやすかった。
植本さんの他の作品も読んでみようと思う。


