北烏山M
@mari777
2025年10月15日

生きる言葉(新潮新書)
俵万智
読み終わった
当たり前のことが書いてあって、そうそうまさにそういうことを私も思っていたのだと頷きながら読んでいた。なんと言っても間に入ってくる短歌が秀逸で、恐れ入りました!と頭を垂れてしまうまさにプロのお仕事。
作中に引用されている短歌はどれもいいんだけど、私の選んだベスト3は最初の方のパンの歌と、真ん中くらいのミントなんちゃらの歌と、最後の方の生ビールの歌。最後まで来て言葉の傘が杖になるくだりを読むと涙が出る。同世代だなあ。
