自分のなかの「こうしたい。こうありたい。」と、 他者や社会の正しさがずれた時、私はどう生きるのだろうと思った作品でした👼 2人みたいに強くいられる自信もないし、そもそもそこまで想うほど誰かを愛する自信はない。 身近に2人のような関係の人がいたら肯定できないかもしれない。 けれど、なぜか読んでいて2人には幸せになってほしいと思わされました。 関係性だけみたら「幸せになってほしい」なんてあんまり思わないかもしれないけど、好きになったきっかけとか、その人の大切にしてる価値観を読んだからこそ、そんなふうに思ったのかなと感じました。 最後の章タイトルが「ハッピーエンド」なのも、なんだか考えさせられました💭 周りの親戚との関係や社会からの目を考えると、本当にハッピーエンドなのかはわからないけど、大切にしたい人に本当の気持ちを伝えられた主人公にとってはハッピーエンドであり、少し変わった主人公のこれからの生活の始まりなのではないかと思いました。