
句読点
@books_qutoten
2025年10月16日
絶望読書
頭木弘樹
読み終わった
本は人生が順調に進んでいる時よりも、逆境や絶望しそうな時にこそその真価を発揮する。
災害に備えて色々対策をしておくのが大事なように、人生の危機に備えて本を読んでおく。そしてそれは、危機の時だけでなく、平時の自分も、より生きやすくなったり、異なる視点を持って世界のことを見られるようになったり、想像力をより広く持てるようになったりと、じわじわと効いていく。
絶望した時にも、本があると思えばとても心強い。
単行本で読んだので、余白や行間も広く、しんどい時にも読みやすい本だと思った。この本自体がお守りのような本になる。
カフカの日記読んでみたい。桂米朝の落語も聞いてみたい。