
yasunaga
@y5ng
1900年1月1日
行動経済学が最強の学問である
相良奈美香
読了
非合理な意思決定メカニズム(=行動経済学の本質)の3要因
①認知のクセ
②状況
③要因
「システム1 vs システム2」
システム1…直感的で瞬間的な判断(ファスト)
システム2…注意深く考えたり分析したりと時間をかける判断(スロー)
『高度情報化社会では、人々のアテンション(関心)が通貨になり、関心を集めることが価値を生む』 『豊富な情報は注意の貧困を生む』 (ハーバート•A•サイモン)
⇨情報/選択が多い時、モチベーションが低い時、見慣れてる時、ウィルパワーがない時はシステム1で意思決定しがち
➡︎非流暢性で排除
メンタル•アカウンティング
人間には「心の会計」があり、同じお金でもどのように取得し/使うかによって、自分の中での価値が異なってくる理論(劇場の10$)
デュレーション•ヒューリスティック
サービスの内容よりも、かかった時間で評価してしまう認知のクセ
↪︎かかった時間が長いほど価値があると非合理的な判断をする
⇨結果に着目することが大切
系列位置効果
人は順番によって記憶の定着度合いが変わる
↪︎根拠理論:初頭効果(Primacy Effect)と親近効果(Recency Effect)
おとり効果
人は無意識に比較してしまう→「誰も選ばないような選択肢(おとり)」をあえて追加することで「もともとあったもの」を選ばせる理論
↪︎iPhoneの販売戦略
(類)アンカリング効果
最初に提示された数値などが基準になり、その後に続くものに対する判断が非合理に歪んでいく理論
自動更新→惰性(イナーシャ)を利用
アフェクト…喜怒哀楽ほどはっきりしない淡い感情
ナッジ理論(セイラー)
さりげなく促すだけで人々に影響を与え行動を変える