はな "自慢話でも武勇伝でもない「一..." 2025年10月18日

はな
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@hana-hitsuji05
2025年10月18日
自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
最後の男性が「自分の言葉を獲得するまで」というエピソードに清田隆之さんは感情移入していたとある。 自分もこの男性の感覚に所々ウッとくる部分があって、ギクギクしながら読んだ。それは生まれた時代から私の身についた男性的なスタンダードみたいなものから気づかぬうちに物事を見ているからなのかな?それとも性別ではないところで?など考える。 あとがきでは「ふれる社会学」より 「マジョリティのことを『気づかずに済む人々』『知らずに済む人々』と説明」してあることが引用されており、自分は幾つかの複合マイノリティを経験することで、自分の持つマジョリティ部分はどこなのかと立ち返ることにもつながった。 1列に並んで、条件を1つ言うたびに当てはまれば一歩進めるゲームをして、誰かがゴールした時うしろをふりかえると、特定の属性を持つクラスメートがスタートラインから動いていなかった、という動画のことを思い出した。 私の前には沢山の人がいるけれど、私は自分のすぐ傍や横、後ろにどんな人がいるのかどれほど気付けているんだろうか。
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