白沼
@shironuma
2025年10月18日
一次元の挿し木
松下龍之介
読み終わった
ループクンド湖で見つかった200年前の骨が、失踪した妹のものと一致したことを知った主人公が、真相を確かめるために苦闘する話。
ず〜っと話題になってるので気になって読んだんだけど…ひ、昼間に読んで良かった〜。6章・7章の切迫感と緊張感がえげつない。すごく面白い。
漂う仄暗さみたいな雰囲気が好きだし、個人に救いはあるけど大きな流れは変わらないみたいな結末もかなり好き。でも紫陽の過去とこれからに想いを馳せてしまうなぁ。
