安穏
@annon
1900年1月1日
奪われた集中力
ヨハン・ハリ,
福井昌子
読んでる
続きから!第4章 原因4──持続的な読書の崩壊
・情報そのものより、情報が提供される手段の方がはるかに重要。メディア自体がメッセージを利用者に伝えている。
・旧Twitterであれば「一つのことを取り上げ続けてはいけない」「世界はごく短時間に理解できる単純なものである」「分かりやすくて単純でみんながいいねしてくれるツイートが良いツイート」というメッセージ。
・Instagramであれば「重要なのは外見だ」「重要なのは外見だ」「重要なのは外見だ」「重要なのは外見を気に入ってもらえるかどうかだ」というメッセージ。
・では書籍はどうか?「人生は複雑だ」「一つのことに注意を絞り込むことに価値がある」「他人がどう生きているのか、どう意識を働かせているのかについて深く考えることに価値がある」というメッセージ。このメッセージに共感できるからこそ本を読むと筆者。
どのテクノロジーを使うのか、そのテクノロジーに費やした時間とともに、自分の思考もそのテクノロジーと同じようになってしまう。SNSに溢れる断片的な悲鳴や怒りに身を浸さない。
