ミハヨダ
@mihayoda
2025年10月19日
麦本三歩の好きなもの
住野よる
読み終わった
ちょっと変わった、でも変わりすぎてはいない。普通に近い女の子の話。
たくさんのエピソードの中で、共感できたり、できなかったり。
堂々と人に話すには、ちょっと中身の薄い
心の中に秘めた日常を紡いでる。
人に言えない罪悪感を抱えた時
自分の中に閉じ込めた
そんな過去の思い出をちょっと思い出しました。
気になる言葉
P69◽️とはいえあっつくて数ミリ浮いたところでどんぶりを話してしまって、波打つスープがちょっとカウンターにこぼれた。もったいないっ。
P69◽️いそいそとこぼれたスープを拭きながら、それなら受け止める用のミトンと一緒に置いてくれと三歩は思う。
P79◽️キムチ鍋の素の瓶を見ながら、このマイルドタイプをどこにでも置いて欲しい、とぼんやり考えているうちに、火が強すぎたようで、スープが吹きこぼれた。もったいない。
P79◽️そういえば、次に鍋を作る時までにミトンを買おうと思っていたのを忘れていたと思い出した。
P125◽️「今度から最初に残す二割を私にちょうだい。」
P146◽️次は、二割を私にちょうだい。
P237◽️せっかくサボったのだからサボった意味のあることをしなくてはと言う妙な責任感が三歩の中に生まれてもいた。意味あることをすれば、これのために休んだのだと胸を張れると言う。間違った責任感である。
はじめての言葉
P238 狡獪こうかい◽️ 悪賢いこと。ずるく立ち回るさま。狡猾こうかつ。

