
Hinako
@Lady_Hinako
2025年10月19日
読み終わった
なんでも楽しくて、がむしゃらに走り続けていた20代・30代が過ぎ、気づけば自分の人生の折り返し地点。すでにゴールがぼんやりと見えはじめている。
見えているゴールを無視して、何も見えない脇道に飛び込むような勇気も体力も、もう昔のようにはない。
それなら淡々とゴールを目指して歩いていけばいいのだろうか。——これで本当にいいのかな、私の人生、、?
そんなことを考えていた矢先に、この本を手に取った。
先月読んだ『庭の話』にも出てきた「ゆるい共同体」という言葉が、phaさんのシェアハウスやもくもく会のことだな、と思った。
あの頃の彼の活動は、無理せず、でも確かに人とつながって生きる実験のようだ。
先がチラついて見える”今”も「ゴール」ではなく「途中」にいることを、もう一度思い出させてくれるようでもあった。