
この
@konokono301
2025年10月19日
方舟を燃やす
角田光代
読み終わった
1967生まれの飛馬と戦後すぐ生まれの不三子が主人公。
口さけ女、コックリさん、ノストラダムスの大予言、カルト集団、震災、コロナ禍へと到る背景。
その時代を生きる市井の二人だけど、始終不気味さが付きまとう感がなんとも言えない。
人生をきちんと生きようとするも、方舟に乗りきれない二人が最後子ども食堂で巡り合うもまた離れて行く。
大きな事件が起きるわけでもないのにめちゃ引き込まれて気づけば読み終えていた。
