方舟を燃やす

38件の記録
- スパンキー@kimochikimochi2025年8月23日読み終わった物語を持つことによって初めて人間は、身体と精神、外界と内界、意識と無意識を結びつけ、自分を一つに統合できる。 という河合隼雄の文章を思い出し、何かを解釈しながら、荒んだ世界を日々過ごすのだと、この現状を打破する解釈ってもう毎日熱狂にうなされるしかないのかね
- kiki@momo92025年8月14日買った読み終わった一気に読んだ。読み応えがあり、各年代に起きた社会的出来事、その時代の空気感や言葉にできなかった何とも言えない不安感を登場人と一緒になって思い出す。この先も続く時代を登場人物はまた何を感じどう生きていくんだろう
- あとおじさん@atoko09032025年7月26日買った読み終わったすごかった。いいと信じていたことが間違っているかもしれない。自分の選択だと思っていたことが誰かにだまされていた結果だったのかもしれない。 救いのないこの世界で何が正しいのか、神様は教えてくれない。 やっぱり角田光代すごかった。
- オトギ@fushigi-682025年6月11日買ったまだ読んでる一年くらい前に買ってすぐに読み始めたけど何故か中断したままになってました。読書会用の「世界99」を読む前にぜひとも読み終わりたいです。
- トコイ@g_tecolote2025年5月5日読み終わったこれまで幾度となく感じた、様々な種類の「この人は賢いはずなのになぜこうなってしまったのだろう?」という遣る瀬無い気持ち、に対する種明かしというか、裏打ちをされているような感覚で、ページを捲る手が止まらなかった。
- ゆぴ。小説しか勝たん@milkprincess172025年3月28日小説“何がただしくて何がまちがっているか、ぜったいにわからない今を、起きているできごとの意味がわからない今日を、恐怖でおかしくならずただ生きるために、信じたい現実を信じる。信じたい真実を作ることすらする。" わたしが信じていることは、果たして正しいことなのだろうかとハッとさせられる。前世があるとか、陰謀論とか、なぜ盲信的な人はそこまで盲信的になれるのだろうと思ってしまうけれど、それが自分にとって都合の良い真実で、訳のわからないものに対して理由づけをして安心したくて、自分のために信じるのだろうな。
- hifumii@higufumi2025年3月22日読み終わった評判のよい本は、角田光代はやっぱりすごかった。世の中何が正しくて間違っているのか、疑問や迷いは全ての人が自分ごとと感じるテーマだから派手じゃないけどぐいぐい読まされる。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年5月12日読み終わった"大勢を救うことがどだい無理でも、でも、近くにいるだれかが助けを求めて手をのばしていたら、それに向かって手をさしのべることくらいは、自分にもできるのだろうか。" 善意で信じて、騙されたり、迷惑になったりしてしまうんだな。大変面白かった。