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@konokono301
  • 2025年9月27日
    正欲
    正欲
    正しい欲 自分を俯瞰で眺めても、歴史を振り返っても、世界を見渡しても、そこにある正しさは時に人を抑制する。 あるべき姿に身を投じることで自分を守りつつその息苦しさに眠れない夜もある。 それでも生きていると、じわりと訳の分からない喜びに触れ涙が流れることもある。 朝井リョウさんの作品を初めて読んだ。 この世で生きていくために、朝井さんの作品とも手を組みたいと思った。
  • 2025年9月20日
    わからないので面白い
    わからないので面白い
    ……「生きがい」などという妙なものが話題になる。人が変わっていくそのことが、微妙な味わいを持つ。それが諸行無常の響きであろう。 俺は俺だ。多くの人がそう思って生きているらしい。そんなもの、意識がそう主張しているだけである。すべては移り変わるが、それを引き起こしているのは自分自身である。それを忘れて、「生きること」が成り立つはずがない。人間は情報とは違う。停止しているわけではないのである。……  解剖学者である養老孟司先生の本は私の積読達の中に必ず鎮座していて、読み終えると次をまた買ってしまうというループに陥っている。 意識にとらわれがちだが、人間は脳を持つ生物であると思うと気持ちが軽くなる。
  • 2025年9月15日
    絶唱
    絶唱
    4つの物語は、 4人の「わたし」が被災した心の記憶と トンガで暮らす「ナオミ」という女性が共通し 展開されている。 最初の楽園は 湊かなえさんの作品だなあと思えるような、ミステリー的な要素ありでドキドキ。 でも、最後の絶唱は心のヒダに刻まれた苦しい記憶と共に生きていくという現実を受け入れる覚悟を感じた。
  • 2025年9月8日
    成瀬は天下を取りにいく
    新潮文庫の100冊になってるし、本屋で見飽きるくらい長く目に留まる場所に置いてある。 スカッとする本が読みたくなり、これはスカッとしそうと思い手に取りました。 幼馴染の島崎曰く、いつだって成瀬は変。 ときた! どんだけ変なのか期待値あがるも、読み終えてみたら、個性豊かで魅力的な普通の女性に思えるんだけど、私が変? 天下はこれから取りに行くのでしょうか。 続編はまた気が向いたら読むことにしよう。
  • 2025年9月8日
    マリコにもほどがある!
    日大理事長の仕事 虎に翼 篠山紀信 東京都知事選挙…… など気になる話題満載で、読んでるのに読んでいることを忘れてしまうほどスッと惹き込まれる。 というマリコ様マジック、さすが。 あ〜面白かった。
  • 2025年8月15日
    よくわからないまま輝き続ける世界と
    簡単なトピックを生活に組み入れてみることにし、その日々の日記をまとめたものとの事。 いかに日常を面白がれるかを日々のテーマにしている私は嬉々として読んだ。 これがなかなかのクセ者(クセ文)で、←褒めてるつもり 絶妙な比喩にいちいち私は反応し唸ってしまう。 慣れるまでは気が散って仕方なかったけど、気がつけば読み終えていたので、古賀ワードにやられてしまった感ありです。
  • 2025年8月13日
    おいしいごはんが食べられますように
    正しいか正しくないかの勝負に見せかけた、強いか弱いかを比べる戦いだった。当然、弱い方が勝った。そんなのは当たり前だった。 ……… 職場の人間模様が、「食」を通して展開される物語。 弱さを武器にしていることを密かに自覚しつつ、何食わぬ顔で自分を守るスキルは、ある意味最強。 食に嫌悪感を持つ二谷の存在。裏と表の顔はどちらも本当の顔である 読み終えて改めてタイトルを見ると、気持ち悪くなった。
  • 2025年8月10日
    ナースの卯月に視えるもの
    視えるもの てっきり霊的なものが視えるのかと思っていたら、死期が近い患者さんの「思い残し」だった。 長期療養型病棟で働く主人公の看護師卯月が何故視えるようになったのか、何故それをなんとか解決しようとするのかが読み進めて行くとわかる切なさ。 そして、卯月は患者の家族に真正面から向き合い 看護に集中することで成長して行く。 作者が元看護師という現場の描き方のリアル。 SF的な物語かと思いきや、生と死の現場から生きるを応援してくれるものでした。
  • 2025年7月26日
    老人ホテル
    老人ホテル
    生活保護受給世帯で育った天使(エンジェル)は、高校を中退し毒親から社会に放り出される。 キャバクラで働いていた時ビルのオーナーの光子に興味を持ち尾け回し、古いビジネスホテルに住んでいる事を知る。 何故エンジェルは光子に近づこうとしたのか。 近づいてどうなったのか。 貧困から抜け出すすべを光子から学ぶ。 そして光子の死。老いとお金。 いやはや、最後に解説を読んでこの小説の結末が単行本と文庫本で違うと知り「なぬ」となった。 それにしても後味の悪い生き方はゴメンだと思うのは、私が甘っちょろいからだろうか。
  • 2025年7月26日
    本日は、お日柄もよく
    スピーチライターと政治、選挙と滅多に出会えないストーリーがとても興味深くあっという間に読了。 実際に初の政権交代があったのは15年ほど前だったでしょうか。 その頃とつい重ね合わせながら読み進めてしまい、小説だけど現実っぽくもあり、当時の党首のお顔が浮かんで来て楽しめました。 原田マハさんの本、他にも読んでみたくなりました。
  • 2025年7月25日
    パスタの花咲く ゆうれい居酒屋7
    1話から5話まで毎回主人公のうたた寝の夢から始まる。 そして起きて仏壇に手を合わせ亡き夫に話しかけ、居酒屋の支度に入る。 美味しそうな料理と常連客とのやり取り、そして初めてのお客さんと繰り広げられるストーリーの起承転結は決まっていて、読み進める都度安心感極まる。 何故ゆうれい居酒屋なのか。読んで納得でした。
  • 2025年7月12日
    コンビニ人間
    コンビニ人間
    社会が普通を要求する圧力の強さは、確かに強くなっているのかもしれない。 他者を攻撃する手段も増えてるし。
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