菜穂 "潤一郎訳 源氏物語 (巻1)..." 2025年10月12日

菜穂
菜穂
@mblaq_0825
2025年10月12日
潤一郎訳 源氏物語 (巻1) (中公文庫)
輪読会にて 「葵」P415~P428 色んなことがありすぎた「葵」の巻。 未だ哀しみ癒えぬ左大臣家の人々になるべく寄り添おうとしている光源氏さん。ご自身も正妻である葵の上を亡くした哀しみは思いの外深いようなのに…… その上他の女たちのことも考えねばならなくてまぁお大変そう。自業自得のところもあるかもしれませんが、それにしてもなんだか背負いすぎではとも思えてきたり。この時代の定めなのでしょうか。 光源氏さんの本当の居場所がなさそうでなんだか哀れにも感じます。 「賢木」P417~P428 そして新たな物語に突入しました。 いよいよ伊勢へ下る六条御息所さんとのお別れ。ここへ来てなんだか未練がましい光源氏さん。 今更すぎます。私は六条御息所さんが可哀想で可哀想でなりませぬ。 でも、最後キッパリと光源氏さんから離れ下ることを決断した六条御息所さんは素敵でした。どうかどうか幸あれと願いつつ、次回は「賢木」の続きから。
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