
Outreka
@tokdtr
2025年10月19日
暇と退屈の倫理学
國分功一郎
哲学
大都会の中心に15年ほど住んでから田舎暮らしを始めた。都会でも刺激に事欠くことはあった。一方、田舎の生活は退屈でもないなと思うこともある。
そう思えるのは無意識的に本書の内容を実践し訓練してきたからかもしれない。
芸術、芸能はもちろん様々なタイプの人、天気、雑草、昆虫、洗剤、病、道に落ちている様々な物、にまで<とりさらわれる>ことができるようになってきた。
著書の説明は非常によくわかった。
よく生きるということが上手になりたい人にとって有用な学びある一冊だと思う。
前回ポストのソフィーの世界にハイデッガーが扱われていないのでハイデッガー入門にもいいかもしれない。




