

Okada
@tokdtr
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- 2026年5月18日
心理学大図鑑キャサリン・コーリン,小須田健読み終わった多重人格障害について興味を持って読んだ。ホラー映画のような研究だった。 平野啓一郎氏の分人主義を踏まえて 自らのことなる側面(分人)をどのように統一した自己として統合するのか、またする意味があるのかということについて時間をかけて考えてみた。 自己の「統合」とは、一つの「本当の自分」に絞り込むことでも、多様な自分を排除することでもなく、一つの交響曲のように調和させることなのかもしれない。 ローレンスコールバーグの道徳性の六つの段階 JPギルフォードの 創造性は計測可能だということ デイビッドcマクレランドの動機づけ 質の高い仕事は達成の欲求からうまれ知能よりずっと正確な仕事の成功の預言者だという言葉が特に心に残った。 - 2026年4月26日
音楽が聴けなくなる日かがりはるき,宮台真司,永田夏来3章だけ読んだ。電気グルーヴのピエール瀧が薬物使用で逮捕されたことに伴い商品の出荷停止したことに関してアートと社会、大規模定住化の帰結としてのシステム化、クズ化を説明し 人が自動言語機械、損得マシン、クズ化してしまう社会を辞めようという呼びかけ。 根底にあるのは不安(神経症)だと理解した。 ギリシャ哲学を参照しデタラメな世界に身を開く現代哲学(フュージョン系)と 神に依存し世界の不条理を縮滅しようとする近代哲学(コントロール系)の説明がわかりやすかった。 - 2026年1月28日
異邦人カミュ読み終わったサルトルがカミュを「世界の不条理を描くが、そこから倫理も実践も導かない」と批判していたようだ。 カミュは倫理も実践も導かないことに価値を見出していたように思える。 神に依存する近代哲学を批判し、世界はデタラメ(不条理)なのだというメッセージがカミュの(現代的な)哲学で、カミュはその出発点が大切だと考えているからサルトルとは価値感が異なるのだと思う。 殺人を太陽のせいとした点について非論理的で理解できず、作品の意図が読めなかった。しかし読後しばらくして上記の感想に至った。 - 2026年1月25日
漫画 サピエンス全史 歴史の覇者編ダニエル・カザナヴ,ユヴァル・ノア・ハラリ,ダヴィッド・ヴァンデルムーレン,梶山あゆみ読み終わった原書をオーディオブックで何周かした後で読んだ。 この漫画シリーズの方が面白いしわかりやすいと思った。 自作も楽しみ。 - 2026年1月25日
- 2026年1月19日
ブッダ(全12巻セット)手塚治虫読み終わったシッダルタは「すべての人に神とも言える光(仏性)がある」と悟り、全ての苦しみには原因があり原因を取り除けば解決するという実践的な視点が印象に残った。 自分が死んでも教えは残る、悪人でも1人を救った善行があれば善人になれるなど日々の生活に直結するような学びもあった。 重いテーマを扱いながらも真面目と笑いが混ざる。仏教を「勉強」したと言えるかは人それぞれかもしれないが、死を深く考えさせられる一冊だった。 コテンラジオの仏教の回も合わせて理解が深まった。 ブッダよりむしろタッタとミゲーラとアッサジのキャラクターに惹かれた。 - 2026年1月2日
斜陽太宰治読み終わった解説によるとかず子の恋とマルクス革命への情熱は、同じ語彙で並置される。そこでは革命は社会変革の理想というより、恋と並列な救済幻想として描かれ、 革命思想を人間の私的な救われたい欲望の変奏として相対化することによるマルクス理論の批判だと捉えられる。 息子の薬物中毒もその延長線上に置かれる。作品中の恋、革命、麻薬はすべて、戦後の空白のなかで短絡的な救済装置として同列に描かれている。 太宰は金銭的に非常に恵まれた環境に生まれ育っていたようだ。 - 2025年11月9日
- 2025年10月26日
- 2025年10月25日
- 2025年10月25日
知的な痴的な教養講座開高健エッセイ何度も読んだ。人の人生はちょぼちょぼで文学賞など取ってしまったらつまづきの始まりというようなことが述べられていたと記憶している。モンゴル人の回をよく覚えている。好きな本。 - 2025年10月25日
FACTFULNESS(ファクトフルネス)オーラ・ロスリング,ハンス・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和データ様々な悲劇があるものの、本書を読めば全体として確かに世界はよくなっていると思える。 どこかの動画インタビューでビルゲイツは「世界が良くなっているのはその通りなんだけど、問題はそのスピードだ」と述べよりスピードを上げるべきだと主張していた。 - 2025年10月22日
実力も運のうち 能力主義は正義か?マイケル・サンデル,本田由紀,鬼澤忍哲学・思想解説によると、サンデルは、現代社会が掲げる「能力主義(meritocracy)」が公正な社会を作るどころか、人々を分断し、謙虚さや連帯を失わせていると批判し、「努力すれば報われる」という考えが、むしろ人を苦しめているという主張する。 別番組で平野啓一郎・サンデル氏が対談した際に平野氏は「(学歴に偏重せず)もっと能力を細かく評価するべきで、能力主義が洗練されていないから不平が生まれるというような反対意見を述べサンデル氏もなるほどという感じを受けていたように記憶している。 - 2025年10月22日
- 2025年10月22日
推し、燃ゆ宇佐見りん文学賞受賞・ノミネート推されるのはとても嬉しいことだけど何かお返しをしたくなる。でもできることはすくない。ありがとうという気持ちと推してくれるひとの存在を忘れないということが大切に思える。 - 2025年10月22日
Schoolgirl九段理江文学賞受賞・ノミネート日本文学収録されている「悪い音楽」が面白かった。解説によると『人間社会の善悪から逸脱した純粋な芸術家を描き、「人間的な善」よりも「芸術的な純粋さ」を選んでしまう悲劇の物語』 昔憧れた昭和の芸術家には、「人間的に悪でも芸術が優れていれば正義」という空気があったなあ。 - 2025年10月22日
- 2025年10月22日
マスタリングTCP/IP-入門編ー(第6版)井上直也,村山公保,竹下隆史,苅田幸雄,荒井透インターネットIT情報科学技術本変化の激しいIT技術の知識はすぐに陳腐化されると思われがちだが、そうでもない。本書の内容は通信技術の基本的な技術書だ。どうしてインターネットで情報をやり取りするのか、どう暗号/複号化するのか、メタ情報を付与するのか。 東浩紀氏が、人文系研究者の仕事のインパクトの小ささを揶揄しつつ、ITから生まれる思想やムーブメントを援護する立場で「未来の人類は、21世紀の哲学者たちはカリフォルニアにいたというだろう」と述べていた。 - 2025年10月21日
LIFESPAN(ライフスパン)デビッド・A・シンクレア,マシュー・D・ラプラント,梶山あゆみ科学「老化は病気であり、したがって治療可能である」という立場から、老化の分子メカニズムを解説した書で、運動・断食・体温低下・NMN摂取などの対策を紹介している。 米国ではNMNは処方可能な薬として申請が進んでいるようだ。誰しもいつまでも若くいたいものでアマゾンなどには大量の製品が売られているが玉石混合だそうで要注意。 また治験も不十分なようで、慎重に活用すべきだと思う。 「明日死ぬように生き 永遠に生きるように学べ」というガンジーの言葉が頭をよぎった。 - 2025年10月20日
マチネの終わりに平野啓一郎映画化かなり前に読んだのでうる覚えだが、「今どう生きるかで過去は変えられる」というようことがテーマの作品だったと思う。 多くの人が過去は不変だと思うかもしれない 解説によると過去の事実を変えるのではなく現在の行動によって過去の行動の意味が変わって見えるということだ。 人には消したい過去というものがあるものではないだろうか。本書はその気持ちを具体的な手法で解決する論理的で戦略的な教育的文学作品だと思う。自分にとって平野氏は小説家というより小説を書く思想家だから別格だ。
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