
彼らは読みつづけた
@findareading
2022年10月9日
優しい地獄
イリナ・グリゴレ
かつて読んだ
*読書で見つけた「読書(する人)」*
《すると、読めば読むほど自分の言葉を失う現象に気づかされた。たとえば、文学の授業では読んだ本について分析したり、説明したり、クラスの前で議論するが、私はそれが一切できなかった。読んでいるうちにトランスのような状態になって、ただただ本の世界に入ってしまう。》
— イリナ・グリゴレ著「透明袋に入っていた金魚」(『優しい地獄』2022年8月、亜紀書房)


