
jirowcrew
@jirowcrew
2025年10月20日
盲目の梟
サーデク・ヘダーヤト,
中村公則
ちょっと開いた
「私の体験をここに記そうとの試みは、この影のためにすることなのだ。ことによったら我々はお互いに分かり合えるかも知れない。というのも他者との絆を一切断ち切った時から、私は自分自身をよりよく知りたいと思うに至ったからだ。
……
私は自らの影のためにのみ書く。灯に照らされて私の影が落ちている。自分自身を影に示さねばならない。」
影が意味するもの、「影」と入れ替えの効くもの。
死、石ころ、あなた。
