"教養としての落語" 2025年10月21日

夜
@butiloveu
2025年10月21日
教養としての落語
落語とは人間の業の肯定である、という立川談志の言葉を知ってから私の人生の選択肢に「業の肯定」が加わった。けれど落語そのものはまだまだ敷居が高く、馴染めずにいたので本書を手に取った。 200ページちょっとで読みやすく、話もスルスル頭に入る。この知識を持って落語を聞きに行ってみたいと思う。 「一人でブルブル震えているよりも、誰かに「寒いね」と言って、「そうだね、寒いね」と返してもらった方が寒さが少し和らぐものですよね。 (中略) 差別をしたり、相手をこきおろしたり、おとしめたり、一方的に傷つけたりといった笑いが、本当に心を豊かにしてくれるものでしょうか。」
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