久保みのり|書店よむにわ "N/A" 2025年10月21日

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年森瑛
『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』(新潮社/三宅香帆)の中で紹介されていて気になったので読んだ。 「安易なマイノリティ表現への違和感の表明であり、同時にそのような表明の安易さへの批判でもあるという点で、まさにいま求められる文学なのではないか」という東浩紀さんの帯文がしっくりきた。 なんかこの人薄っぺらいなとか、自分のことばで喋ってないなとか。そんな印象を持つときって、ただ自分がその人と深く関われていないからだ。誰かを安易と感じるなら、自分の安易さがどこにあるか探る。どんな人だって、小さな宇宙を持っているはずだから。
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