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43件の記録
- どうどう@toutoutoudo2025年9月1日読み終わった生理を止めたいと思って実行できる意思を持っていているのに、自分の体は自分のものなのにカテゴライズされてしまうことへ不満を抱えるだけで拒否行動をしないこと、王子を受け入れていることに違和感があったけど、まあそんなもんか。途中の女子校の描写に女の園の星っぽさを感じた。
- Chihiro@chiii_no02025年8月16日読み終わったまどかの感覚は自分のことのように共感できると同時に、もしかすれば「普通」の人間にとってはひねくれてて面倒臭いと感じられるのかもしれない
- きよ@kiyomune2025年8月5日読み終わった入院中オーディブル第四段。 言いようもなく、その時々絶望的な、どうしても受け入れがたいものを前に、何を言うか/どうするか。 ゆっくり考えられるならいいけれど、今は「今」の力が強いぶん、「そのとき」が勝負で、しかも言葉は「力があるもの」と見なされている。 だから、その言葉を「引き出せない」自分が無力に感じられたり、あるはずだと指で硬い地面を掘るような努力で探さなければならなかったりする。 その息苦しさの描写が、壮絶だった。 テーマはしんどかったけど、言葉に疲れたことのある人の、言葉の力だったように思う。
- 猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ再読。 食事、生理… 手段と目的がすり替わって、正規ルートから自分が外れる。ラベリングされ、周りはそれを理解しようと、理解した気になる。 「まどか」という人間像に沢山貼られたラベルが、「まどか」をより苦しめ続けている。 生理とは『生きる活力』に繋がるものでもあるから、それも引っ括めて『性の匂い』がする自分を「まどか」という自分だけのものの身体の中から排除したかったのかもしれない。
- きなこ@ms0501_631900年1月1日買った読み終わった良かった。 小説にどこか曖昧さを感じ、読むことをあまり楽しめていませんでした。 しばらく小説を読んでいなかった私が、夢中になりすぎて、一晩で読み切ってしまった作品です。笑 「生理」という、分かりやすく大胆な要素で序盤から始まり、読んでいくにつれて、主人公の認識のしずらさを感じる。その時点で、きっと、彼女を、自分の考える型に、傲慢に押し付けようとしているんだと思います。 そしてキャラがほんとに生きてる。小説の登場人物のセリフって、どこかに聞いた事があるような言葉ばかりで。こういう人いるよね。みたいな。だからうまく人物像が作れませんでした。 でもこの物語に出てくる3人は、本当に性格が見えて、ほとんどの言葉が本人らしくて、息遣いが聞こえるようでした。 「おばあちゃんのことは好きだ。でも、これは、私の身体だ。」 自分の身体は、自分で好きなように愛して良いと思えた一冊です📘♡