
jirowcrew
@jirowcrew
2025年10月22日
行先は未定です
谷川俊太郎
ちょっと開いた
「何もかもはぎとっていっていったい自分に何が残るか、おそろしいけれども、ぼくがしている仕事も、家族や友人との交わりも、自分の貧しさに自分で気づくことをいちばんの根底にしなければならないってことは、はっきりしてると思うんだ。
その貧しさの自覚が多分、自分とは何か、自分は何故ここにいるのかという疑問に対する、もっとも人間らしい答えかたに通ずる。」
自分からはぎとれるものの数だけ、裸になるための助走が長い分だけ、無意識のうちに備わっている根源的な貧しさ。
自分とは何か、それを知るより先に、自分はどれだけ貧しいのかという自覚の必要性を学んだ。
