
ユウキ
@sonidori777
2025年10月23日
夕暮れに夜明けの歌を
奈倉有里
読み終わった
借りてきた
ロシア文学を愛する著者の、ロシアでの留学経験、様々なルーツを持つ友人達との交流、国際情勢、そして敬愛する先生から得た学びの経験などをつづるエッセイ。
言語を学ぶこと、文学がつなぐもの、そういったものが著者の実体験に紐づいて読む私にも切々と感じられる。
言葉は人と人とを分断するが、つなぐ言葉を選んでいくこともできるというのが文学を学ぶ意義でもあるとあとがきにはあるが、まさにその体験そのもののような本だったなと思う。




