夕暮れに夜明けの歌を

49件の記録
- 真魚@ms_mn2025年6月14日読み終わった読んでよかった。表面的な…世界史的な時系列の理解はあったけど、ロシア文学もロシアの社会事情もうっすらとした知識と理解しかなく、地理関係も曖昧だったので。子どもの頃、米原万里さんのエッセイが好きだったので気軽な感じで最初は手に取りました。 回顧録的エッセイに登場する人物たちは、それぞれ広大なロシアの、特色ある地域の出身で、生身の人生を歩んでいることが描かれていて、乏しい知識でも境遇をリアルに想像することができた。 学生生活のディテールも具体的で、寮に家電がないとか大学がお城で建物は素晴らしいけど大学図書館が充実していないとか、政治的な理由でカリキュラムが影響を受けるとか…気が沈む内容を文学と愛が彩ってくれるおかげで、苦しいけど読み通すことができた。 ロシア語やロシア文学という懸命になれるもの(文字通り命がけだろう)と出会えた作者を羨む一方で、こんなにもひたむきな人だから出会えたんだろうなぁと思う。 民族、宗教、言語、金銭的格差という諍いのもとになりやすいテーマは、日常生活の延長であるゆえに避けることができない、ということを思い出させてくれる良書でした。
- m@kyri2025年6月9日読み終わった@ ホテルすばらしい本だった ひたむきに語学を、文学を、学問を愛する人のかけがえのない日々の一端に触れさせてもらえることはなんて貴いことなのだろう なにかを愛すること、そして学ぶことは自分を絶対に裏切らない 読んでいて、自分の留学生活のこともすごく思い返したけれどわたしはめちゃくちゃに怠惰でぜんぜん勉強もしなかった留学生だったから今更にしてあのときもっと勉強しておけば…という、後悔先に立たず あまりに染み渡りすぎて本当によくて、読み終えた余韻が醒めないまま『文化の脱走兵』も注文してしまった
- m@kyri2025年6月8日ちょっと開いた@ ホテル金沢旅行🍵 兼六園とひがし茶屋街と主計町茶屋街と金沢城をひたすら歩き、蕎麦を食べ、パフェを食べ、抹茶を飲む ネットサーフィンしててたまたま見つけたホテルがめちゃくちゃすてきなところでもう今日は部屋から出ないで本を読むことにする(スマホに入れてしまったパズルゲームはもうやらない…) 部屋にBluetoothスピーカーがついてたので、iPhoneとつないでmusic for fuzkue流してる 持ってきたのはこの本📕
- ieica@ieica2025年5月29日再読予定『ロシア文学を学びにアメリカへ?』の時代から約20年後、ロシア文学を学びにロシアへ行く事ができる時代に。 で、現在、ロシアはおろかアメリカさえ行けなくなりそうな時代になるの?
- 尾崎@ozaki2025年4月15日読み終わった〈その日に聴いた詩を味わいながら坂をのぼり、歴史図書館に向かう。寮に帰るともういちど清書したノートを開き、ノートから威勢よく聴こえてくる先生の声に耳を傾ける。こんな日々がずっと続けばいいのに──幸せな日々の連続に、私はそう思うようになっていた。私はいまでも、もし一瞬だけ過去のどこかに戻れるとしたら、あのとき歴史図書館に向かっていた坂道に戻りたい〉 p.184
- Masaru@masaru__books2025年4月10日読み終わったまた読みたい@ 自宅何ということだ。 本を読んでこんなに感動したことはない。 涙がしばらく止まらなかった。 「学ぶ」とはこういうことだったのか。 もう一度大学に入り直してそして学び直したい。
- Marua@imasa_arumin2025年3月26日2021年12月購入 @三省堂書店 卒業前の時期教授に呼び出され、卒論について更に言葉をもらえるのかと思いきや、鍵がかかった教室で沈黙が流れる中、ただ向かい合って座った。気がついたら日はとっぷり暮れていて、それでも気づかない著者(あえて気づかないようにした?)と教授の時間が切なかった。名場面。
- ヨイヨル@yoiyoru2024年9月29日読み終わったこんな学生生活を送ってみたかった ========== ▶️【国内編】2024年読んで良かった本Best5 https://youtu.be/EpBJofIq3_8