barna-etsu "ぼくはイエローでホワイトで、..." 2025年10月24日

barna-etsu
@barba-etsu
2025年10月24日
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
経済格差、人種格差か複雑に絡み合う英国ブライトンでの生活をかなり読みやすく、でも何ともいえない社会の複雑な部分は残しつつ、人に読ませる文書 差別の問題は人間の尊厳に直接的に訴えるため、この手のトピックをフラットに論じることは難しいなと思うのですが、ブレイディさんの息子さんの賢さよ。常に俯瞰の目を持っていて、怒っている事象を、構造化して感情に飲まれない知性が素晴らしいし、そのような思考は家庭内での会話から訓練されたものなのかなとも思います。 この本を読んで誰だって偏見はあるし、自分の知ろうとする姿勢、社会課題に対して興味を持つことの大事さが心に留まった本でした
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