
積読本を減らしたい
@tsundoku-herasu
2025年10月25日
誰のための排除アート?
五十嵐太郎
かつて読んだ
ある本を読んだことがきっかけで、そのことを意識するようになったり、見る目が変わることがある。
たとえば、公園などで見かけるベンチの真ん中に手すりが付いてたりする。
今まではまったく意識してなかったけど、この本を読んで一変した。
よく考えると、ベンチの真ん中に手すりは必要ない。
なぜ真ん中に手すりを付けるのか。
それは好ましくない人たちを寄せ付けないため。
好ましくない人とは具体的にはホームレスなどの人を指す。
そういう人たちがベンチで寝ないようにするために 障害物として手すりを付ける。
こういうデザインを排除アートというらしい。
私は排除アートという言葉すら知らなかったし、ベンチの手すりを意識したこともなかった。
そういう目で街を歩くと排除アートは決してマイナーな存在ではないことがよくわかる。


