
十海
@toumi
2025年10月26日
ポケットにライ麦を〔新訳版〕
アガサ・クリスティー,
山本やよい
読み終わった
新訳を読むのは初めて。作品そのものは再読でドラマも新旧見ている。
2020年に世に出た新たな翻訳は、フレッシュな視点と強い共感を味わわせてくれた。
パットの、グラディスの、エフィーおばさんの胸の内が「それ、わかる」なのだ。
最初に読んだ時よりぐっと距離が近くなった。あとニール警部がすごく魅力的。
これは旧約では気づかなかった。
当時は若くて未熟だったから。年月を重ねると小説との向き合いは角度が変わるのだな。

