
ぴよみ
@erim_0521
2025年11月15日
しょうがの味は熱い
綿矢りさ
買った
読み終わった
★★★★⭐︎
奈世の結婚を熱望しすぎるがあまり不安になる感情と、一方でどこか冷めた感情が所々出てくるのがさすが…です。
自分にも冷めた目で物事を見てる側面あるなーと思ったのと、冷めた感情の描写がすごい好きだった
「飽きたり飽きられたりすることにおびえるなんて、贅沢すぎるね。冷めた愛情というのは、まだ腐ってるわけではないのに、それほどまずい食べ物なのだほうか。ごみ箱に捨てちゃってもいいぐらいに?」
綿谷りささんの小説の主人公はいきすぎてて、感情移入までは行かないのだけど、でもその中にふと出てくるいじわる?冷めた?感情の描写がグサーっ!ときて癖になる