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ぴよみ
ぴよみ
@erim_0521
  • 2026年2月23日
    地雷グリコ (角川書店単行本)
    ★★★★★ 9月に購入したものの、なかなか手に取らず積読していた地雷グリコ。 やっぱりみんなが面白いというものは、間違いなく面白いな〜と!!! 天才の女の子真兎が、あらゆる敵を 気持ちいいぐらいコテンパンにしてくれるのが 読んでいてスカッとして、「よっしゃー!!」と心の中で叫びたくなる気持ち。 これは読書習慣があまりない人でも読みやすいし、 予想外の展開に思わず没頭してしまう人も多そう。 ゲームの展開が続くだけかと思いきや、 少し深い発言もあった。 私が印象に残ったのはこのセリフ。 「結局人間のやることって、全部ゆとりを得るためにやってるんだと思う。体を鍛えるのも、何かを学ぶのも、戦争するのも、お金を貯めるのも。」 ほんとにそう。日々生きていく中で常に自分はゆとりを求めているし、ゆとりがない日はうまく呼吸ができなくて空回りする。 ゆとりが欲しいから、やりたくないことも楽しくないこともやる。ただゆとりが欲しいがために。 なんか妙に腑に落ちる言葉だった。
  • 2026年2月7日
    イン・ザ・メガチャーチ
    ★★★★★ 「これまでは、間違いさえしなければ、なんとなく正解の部屋に入れました。でも今は正解の部屋自体がないから、たとえ一つも間違わないでいたとしても、ただ"間違わなかった人"になるだけなんですよね。そこには何の加点もない。」 あー面白い。深い。何だろうこの思わずため息が出てしまうような感情は。 朝井リョウさんの作品は、いつも自分が常に正解を探そうとし、多数派でいようとしていることにハッとさせられている気がする。 私は推し活はしていないものの、武藤澄香の言動は他人事と思えない部分があった。 多数派でいようとするあまり、 「〜でなければいけない」「〜しなきゃいけない」に縛られて「自分らしさ」とは何かを問い続けている。 こうやって迷いがある人にこそ物語は刺さりやすく、武藤澄香のように没入型になってしまうのだろう。 私だってその節がある。私はきっと迷いたくないんだと思う。 ずっと正解を走って安心していたいのだと思う。 でもその人生って楽しいんだろうか。 「〜でなければいけない」「〜しなきゃいけない」に縛られず、目の前の大切な人に対して自分を使い切り、それに誇りを持っている人こそが私の理想とするタイプではないのだろうか。たとえ間違っていたとしても。 にしても、「自分を使い切る」って絶妙なフレーズ。 やっぱり朝井リョウさんの作品は 心にずしんっとくるものがあり、これまでの自分の生き方にハッとさせられるなと感じた。最高でした。
  • 2026年1月24日
    イクサガミ 神
    ★★★★★ 金百万円を賭けたデスゲーム「こどく」 そのこどくに参加する人物全員が主役級の存在感で、命をかけた戦いのシーンは思わず息を止めて読んでしまうことも。それぐらいハラハラが止まらない、でもそんな中にもどこか温かさもあるそんな物語だったと思う。 一人一人の過去やどのような想いでこどくに参加したのかもきちんと描かれていて、敵だとしてもどこか憎めなかった。 読む前は普段読まない歴史小説だし、4巻もあるし途中で飽きるかと思っていたけど、そんなことは全くなく続きが知りたくて時間を忘れて読み耽ってしまうほど。 Netflixの続編はこの中のどこを描くんだろうか。選定するの難しくないか。笑 この作品と出会えてよかったと心から思う!
  • 2026年1月10日
    イクサガミ 人
  • 2025年12月31日
    イクサガミ 地
  • 2025年12月27日
    イクサガミ 天
  • 2025年12月24日
    消滅世界 (河出文庫)
    ★★⭐︎⭐︎⭐︎ この世から恋愛も結婚もなくなってしまう世界。 村田さんはどうしてこんな世界が書けるんだろう。どういう思考回路なんだろうと思う。 子供を国の資産として扱い、みんながお母さんになる。 そうするが故に子どもたちの個性は失われていく。 奇妙だった。 究極、こんな世界になれば、恵まれない子どもはいなくなるし不倫などといった問題はなくなる。 それはわかるのだが、個性のない世界で人がイノベーションを起こすことはできるんだろうか。進化していくことはできるんだろうか。 きっとできないと私は思う。個性が絡み合ってこそ、相乗効果で生まれるものがあり、それが時代の変化につながっていく。 個性とは厄介なものでもあるが、いかに大切なものであるかを感じさせられる内容だった。 読んでいて疲れた
  • 2025年12月20日
    うるさいこの音の全部
    ★★★★⭐︎ 言葉にならずに消えていく感情、期待に応えなきゃと思って一度嘘をついて引き下がれなくなること、生きていればみんなあるんではないだろうか。 私も、こう言ったらこう思われるだろうな、こういったらめんどくさいことになるだろうなと思って、言わずに感情を消すことがある。その選択が良い場合もあるだろうが、正直な気持ちを言えない自分が嫌いになるときもある。 一度嘘をつくとつき続けなきゃいけないシーンもリアルで共感。 客観的に見ると、もっと正直になったらいいのにと思うが、いざ自分のことになると主人公と同じことをしてしまう。 でも私が客観的に思った感情は、おそらくみんなも同じこと考えてるんだろうな。 だからもっと正直にいていいよな そんなことを考えた小説だった
  • 2025年12月12日
    正欲
    正欲
    ★★★★★ 世の中の正解が何かを探し、そこから外れないように生きている人生だった。 そんな人生を送っていると、多数派=正しいという考えが身についてしまっている。 多様性という考えが定着しつつある世の中だけど、なぜ多くの人は「受け入れる」側なのか。このスタンスはあまりにも傲慢じゃないか。その時点で普通か普通じゃないかを線引きしていて、自分の浅はかさに気付かされた。 自分の言動が多数派だから正しいと思って声高々に話しても、その言動に苦しんだり嫌悪感を抱いている人がいるということを忘れてはいけない。 そんな当たり前のようででもできていないことに、気付かされる作品で、胸が痛かった
  • 2025年11月24日
    PRIZE-プライズー
    ★★★★⭐︎ どうしても直木賞だけが獲れない超人気作家と編集者が直木賞受賞を巡って構築される関係性を描いたストーリー。 自分の作品に同じ熱量を求めるがあまり、時には行き過ぎた言動をする天羽カインに、最初は嫌悪感を抱きながら読み進めていったが、徐々に編集担当の提案や指摘を素直に受け入れ始めていく姿に彼女成長を感じつつあった。最後どう着地するのかと思ったが、後味の悪さはなくまとまり、読後感はスッキリしたという感じ。 この作品読み進めながら、途中からカジサックと照らし合わせていた。 カジサックはよく「チームカジサックはファミリーである」「自分と同じ熱量でチャンネルを愛してほしい」と言う。みんなリーダーの想いに従って取り組んでいくものの、やっぱり自分の作品や企画とそれに協力する者との熱量の差はどうしても生まれるのだと思う。 その差についていけない、もしくはその差を縮めようとするが故に拒絶されたときに、全てどうでも良くなってしまうんだと思う。 企画者と協力者、そこには一定の距離が必要というのは、わかってるようで案外忘れてしまっていることなのかもしれない。 その距離感をうまく保ちながらも、チームの士気を高められる人こそ真のリーダーになるのだろう。
  • 2025年11月15日
    しょうがの味は熱い
    ★★★★⭐︎ 奈世の結婚を熱望しすぎるがあまり不安になる感情と、一方でどこか冷めた感情が所々出てくるのがさすが…です。 自分にも冷めた目で物事を見てる側面あるなーと思ったのと、冷めた感情の描写がすごい好きだった 「飽きたり飽きられたりすることにおびえるなんて、贅沢すぎるね。冷めた愛情というのは、まだ腐ってるわけではないのに、それほどまずい食べ物なのだほうか。ごみ箱に捨てちゃってもいいぐらいに?」 綿谷りささんの小説の主人公はいきすぎてて、感情移入までは行かないのだけど、でもその中にふと出てくるいじわる?冷めた?感情の描写がグサーっ!ときて癖になる
  • 2025年11月9日
    本日は、お日柄もよく
    ★★★⭐︎⭐︎ 「困難に向かいあったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している」 読書系Youtuberの方がよく「名刺代わりの一冊」として紹介しているのを見て、期待大で読んだ。ただ期待が大きすぎたのか今の私にあまりハマらなかったというところ。今はイジワルな女の人とか人間の嫌な部分を書いている方が好きな気分だったから、主人公含む登場人物がちょっと真っ直ぐすぎたかな…。 ただ上記の印象に残ったフレーズは、今後めげそうになったときに見返したい。まさにだめだと思った瞬間は、この先のことも全て投げ出したくなるのだけれど、三日も経てばまた気持ちを切り替えて頑張っている。本当にこの言葉通りなのだ。 結局なんでも生きてりゃなんとかなる。 がむしゃらにカッコ悪くても、生きてりゃなんとかなる。 そう思わせてくれる本だった。
  • 2025年11月3日
    あいにくあんたのためじゃない
    ★★★⭐︎⭐︎ 面白いと思ったのは「めんや 評論家おことわり」「BAKESHOP MIREY'S」「パティオ8」の3作品。 物語の中であまりにも何気なく出てくる無意識的な決めつけや、差別。 例えば子連れのお母さんに対して、「そこまでして〇〇したい?」って思ったり、勝手に悪者扱いしたり、だめなことだと分かっていても、みんな一度や二度と思ったことはあるかと聞かれたら否定できないんじゃないだろうか とくにBAKESHOP MIREY'Sに出てきたこの言葉 「あの子を一人じゃ何もできない可哀想な人扱いするのも、差別なんじゃないですか」 良かれと思って言ったりやったりしていることが、時に受け手にとっては差別になってるんだという訴えだろう。 そういった訴えが各物語に散りばめられていて、柚木麻子らしさを感じる作品だった。
  • 2025年10月27日
    おいしいごはんが食べられますように
    ★★★★★ 『そんな互助会的な正しさは理想論でしかなく、「そんなんじゃ回っていかない」現実を日々誰かが処理している。」 「正しいか正しくないかの勝負に見せかけた、強いか弱いかを比べる戦いだった。当然、弱い方が勝った。そんなのは当たり前だった」 タイトル・装丁のほっこり感とは真逆の読後感で、どこにでもありそうな職場の人間関係の話。 私は職場では、真面目で弱さを許さない押尾さんタイプだと思いながら読んだ。割りの合わなさとやりきれなさに嫌になるときがあって、その感じを絶妙に描いているこの小説に同感が止まらなかった。大好きな作品だった。 自分だけ強くいようと頑張っててもどうせ負けるなら、なんか頑張らなくていいじゃん、肩肘張らずにやったらいいじゃん、それぐらい楽に生きていこうよと思える作品だった。
  • 2025年10月26日
    傲慢と善良
    傲慢と善良
    ★★★★★ 『ピンとこない、の正体は、その人が、自分につけている値段です。』 読んでいて苦しい。痛い。 もうわかったから言わないでくれ、そんな風に言ってしまいたくなるぐらい、自分の中にある傲慢さがリアルに描かれていて、自分の嫌なところが客観的に見れた。 感動したとかそんなんではなく、ただただ自分の傲慢さをこの本を知れてよかったと思う。 それと共にもうこんな傲慢さは捨ててしまおう。その方が楽だ。とも思えた。 人間の嫌な部分をこれでもかと言うぐらいリアルに描きえぐりまくる本作は、あっぱれ!!としか言いようなし。最高。
  • 2025年10月26日
    嫌いなら呼ぶなよ
    ★★★★⭐︎ 『客観性ってむずかしい。ありすぎると自分を縛るけどなさすぎると結果に不満になる』 『長所と短所は確実に繋がっていて、どちらかを失えばもう片方も消失しちゃう、それが人間の抱える最大の因果だ。』 感情移入できる主人公ではないけど、綺麗に書きすぎていない、感情をそのまま文字にしている感じで読後感が爽快だった❤️‍🔥 綿谷さんの書籍はこれが初めてだけど、みんなが綿谷節を好きな理由がわかった! リズム感と人間のダークな部分を絶妙に描くその言葉の紡ぎ方が大好きだった!
  • 2025年10月25日
    菜食主義者
    菜食主義者
  • 2025年10月25日
    そして誰もゆとらなくなった
  • 2025年10月25日
    かわいそうだね?
  • 2025年10月13日
    YABUNONAKA-ヤブノナカー
    ★★★★★ 一つの問題に対してこんなに多面的に見たことはないな、所詮自分は表面的にしか物事を捉えていないんだなと思った。 ある人の視点では悪にしか感じない出来事でも、違う人の視点に立つと少し理解してあげたくなる。そんな感情の移り変わりが読んでいて疲れたし忙しかった。 強く共感した登場人物はいなかったけど、木戸の心情がリアルで、自分の父親もこんな風に生きてることがあるのかなと思うと、(父+母+娘2人女家形だからあっただろうなー。汗)たくさん対話してあげないとなという気持ちになった。
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