
オケ山
@okeyama
2025年10月26日
家族
村井理子
読み終わった
今までいろんなエッセイで断片的に読んでいた村井さんの生い立ち、家族のことが、いつものカラッとして冷静な文で書かれている。その中にある深い愛情と後悔。
読んでいて苦しくなった。
完璧な家族なんてないと、歳を重ねていけば誰しも感じることだと思う。
わたしの家族もいろいろあった。
家族のことで苦しかった若い頃、この本があれば、自分だけではないと思えて力になったのではないか。
それにしても個性的な村井さんの家族。それぞれが自分に正直に生きていた人たちだったのだろう。
この家族が確実に、今の村井さんを形作っているんだろうなと思った。
読んで良かった。



