ほんよみたい
@honyomitai
2025年10月26日
ポストフェミニズムの夢から醒めて
菊地夏野
読んでる
非戦時社会であれば、「善」のため「悪」をコントロールすることが標準だが、戦時社会では例外的な「悪」が「善」の内部に堂々と出現し、主流化するという。
“こうした状況においては、人々の信条に異議をとなえようとする批判的知識人は、単純な話、誰にも話を聞いてもらえない。その代わり、自分たちが「本質的に善」であるという、人々のもつ自己観を原則として反復し追認するだけの「追認主義者」とでもいうべき知識人が台頭することになる。(ハージ2008:111)“
(P215)
