jirowcrew "現代社会はどこに向かうか" 2025年10月27日

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2025年10月27日
現代社会はどこに向かうか
「球は不思議な幾何学である。無限であり、有限である。球面はどこまで行っても際限はないが、それでもひとつの「閉域」である。 グローバルシステムとは、無限を追求することをとおして立証してしまった有限性である。 …… 情報に情報を重ねることによって構築される虚構の「無限性」が、現実の「有限性」との接点を破綻点として一気に解体するという構図をここにも見ることができる。」 無限を追い求めたとて、人間の知性により知れるところは有限であり、その無限と思われたものの「有限性」に結局はたどり着いてしまう定めである、ということを感じとった。 一つの宇宙を知ることも、一つの石を知ることも、そこに大差はないのだろう。存在そのものの偉大さを知っている者に関しては。 自分にはまだそのことがわからない。 ただ、ある対象に関する無限にある情報よりも、対象そのものの存在の方が多くを語るということは理解できる。
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