現代社会はどこに向かうか

5件の記録
- 高尾清貴@kiyotakao2025年5月26日読み終わった手段主義的とは、現在の生を、それ自体として楽しむのではなく、未来にある「目的」のための手段として考える、ということである。 たとえば受験生は受験戦争に勝つために現在の生きる時間を、未来の目的のための「手段」と考えて、生活のすみずみまでも合理化し、自分で自分の自由を抑圧することがある。 戦争が終結すれば、この「合理化圧力」は解除され、自由に/現在)の生を楽しむこともできる。これは近代から脱近代に至る歴史の局面の、分かりやすい理論モデルである。
- 高尾清貴@kiyotakao2025年5月23日読み始めた友人の誰かにオススメされて一年前に買っていた本を、また別の友人からオススメされた。 今回は、ケアと編集の話をしているときだった。 「現在を未来のための手段にするな」というフレーズがこの本にも出てくるとのことだった。