
こた
@ofutonkaradetakunai
2025年10月26日
感じるオープンダイアローグ
森川すいめい
読み終わった
誰にでもできるけど誰でも自然にできるわけではない「対話」。
一方通行の会話が区々に交わされるだけだったり、語り手と聴き手との間に評価・判定が付き纏ったり、対話を装った対話擬きやなんちゃって対話が溢れている中で、対話を生み出す仕掛けが書かれている。
その工夫は個別的だけど普遍的で、でもやはり対話をしようとする人たちにとってユニークなもの。
人の困りごとの相談を受けることを生業にしている私にとって、まるで自分のために著された本だと錯覚する作品だった。