
タレ
@miki_nike
2025年10月24日

惑星
片山令子
読み終わった
@ 暮らしの思想
片山令子さんについては絵本作家としての認識しかなく、詩も読んでみたいなと思い、手に取りました。
本作はエッセイを中心とした散文集なのだけれど、やはりこの方は詩人だな、と思わされる。宝石のように選りすぐられた言葉が光の粒のようにきらめき、感受性が跳ねるよう。
身体性の高い文章だなぁと思いながら読み進めると、舞踏家の邦 千谷と笠井 叡に師事されていたとのことで、ものすごく腑に落ちた。
年を経ては何度も読み返したい作品。「こんがらかってしまったら落ちついて思い出そう。静かな、天体としてのわたしを。」




