Eukalyptus "クィア・レヴィナス" 2025年10月28日

Eukalyptus
Eukalyptus
@euka_inrevarld
2025年10月28日
クィア・レヴィナス
クィア・レヴィナス
古怒田望人/いりや
通読二回目。 今回はいりやさんのバックグラウンドなどを抱えた状態で読み始めた。 哲学に関する知識も日々じわりじわりとつけている中での読解は、初読と比較して遥かに向上した。 それを踏まえると不思議なのが、「同じ箇所で同じ想起をし、同じ問いが浮かんだこと」だ。 おおよそこれは三度、四度と読んでも同じ箇所で立ち止まることになるだろう。つまりはそこが私の中の考えの根幹である可能性が高い。そして私が関連すると考えている、モンティ・ライマン『皮膚、人間のすべてを語る』とアラン・コルバン『草のみずみずしさ』へと期待が湧いてくる。 そして「問い」に関してなのだが、ここで問いを立てても良いかもしれないが、私の中でもう少し育てていきたい部分でもある。が、「皮膚」の章で毎度立ち止まる瞬間が訪れるとまでは記しておく。 やはり後半の章が個人的には最も興味深く、駆け抜けるような読了感を得られる。読むほどに読みやすくなっていく書籍なので、この投稿が目に入った「あなた」には、是非ありのまま、いりやさんを応援して頂きたい。
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