クィア・レヴィナス

43件の記録
- 不足@oyts2025年8月19日読みたいレヴィナス、ちょっと読んで挫折した人間が読んでも大丈夫でしょうか… 著者の方は大丈夫だってツイートされてるけど、私でも本当に大丈夫なの?という気持ちをずっと抱えています
- Eukalyptus@euka_inrevarld2025年7月27日買った読み終わった著者である古怒田さんの地道な投稿が私の心をゆっくりと溶かし、本書に魅了された。 私自身が私の抽象画と製作過程で生まれる哲学を通して自力でメルロ=ポンティの哲学へと辿り着いたこともあり、私の「実存」に係る興味はピークへと達していた。 個展が終わり、私自身の哲学をひとまず開始させた後、書店員へと属性を変え、その日に本書とメルロ=ポンティに纏わる博論本を購入した。そして、私が人文書の棚を担当し始めてから何となく作りたいと思ったレヴィナスの棚に目をやった。 実際、読んでいて難解に感じることも少なくはない。何度も読み砕くことを前提として食らいついた。そして、中〜後編になるにつれて、私が高校生の頃から断続的に感じ、悩んでいた「セクシュアル」な事にぴたりと寄り添う文章が構築されていることに気づいた。 私は言葉の定義によって同じ言葉を表記ごとに使い分ける。現在進行形で森林生態系や菌類学、海洋生態系の勉強を進めているため尚更だ。故に、その言葉に及ばないが確かに感じている「何か」を考えずにはいられなかった。そして、読む毎に著者が今までにどのような葛藤を感じてきて本書を刊行するに至ったのか、その果てしない過程を思い遣った。 レヴィナスは、とても開かれていると感じた。そして、「開かれている」と論じる事で開かれる道筋に私は期待したい。
- shida shuto@shidachan_3132025年5月3日読みたい著者の方のツイートを読んで気になり。性別を横断したいとのぞむぼくの目の前に立っている壁は男女という壁なのか、それとも世論なのか。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月20日読み終わった移動中レヴィナスのセクシュアリティ論をクィアに読み解くだけでなく、現実のクィアな人々の生/性へとどう開いていくか。 「自他が混じり合う〈同質性〉の観点からクィアネスを捉えることは、クィアな人々が自己の外部と肯定的に繋がり合う仕方を明らかにする。それは、クィアな人々に関する議論を[...]差別や権利といった対社会的な問題ではなく、親密な他者との肯定的な関係性において展開させることを可能にさせる。〉(225頁) 同じであることや混ざり合いをクィアに、そして肯定的に捉えていくことは、差異をちゃんと論じるのと同じくらい大切な試みなんだと強く感じさせられた終盤。 〈クィアな人々の生活世界を浮き上がらせ、クィアネスに対する当事者の肯定的な言説を豊かにさせる〉(226頁)そんな試みのなかで、担当書である『シミズくんとヤマウチくん』『ノンバイナリースタイルブック』を引用してもらえたことを光栄に思った。自分がエッセイを編む理由として、言説の豊かさに貢献したいという動機が間違いなくあるので嬉しい。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月20日まだ読んでるカフェ読書序を読んだとき、「同一性」の議論が一番気になるなと思っていたけど、まさにそこを論じた第六章の「皮膚」、「愛撫」、「ホモネス」の話が期待通りに面白かった。終章も楽しみ。
- はるか@halorso2025年4月19日読み終わったレヴィナス😡と思う引用の序盤を抜けてエンパワメントされる博論本。 全然レヴィナスを「わかっている」とは言えない前提スタートの読書だったけど、批判だけではなく「再発見」に値する概念を多く紹介していて、最終的に私たちが生きる今に到着する。 クィア当事者で若い作者の著作がさまざまな後押しを受けて出版されること、希望だな。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月19日読み始めたお風呂読書移動中レヴィナス、以前挑戦して全くわからなかったけど、この本の目的はわかりやすいのでなんとかついていけそう。移動時間が長かったので今日は第四章まで読めた。「老い」の話が面白かった。次章から「同質性」の話が始まるようなので楽しみ。序を読んで一番気になったテーマ。
- はるか@halorso2025年4月11日買ったいつ買おうか悩んでいて、二階堂奥歯『八本脚の蝶』で(他者としての女性は)「人間扱いしてもらえないの。哲学でもそうなのだった。レヴィナスなんて私はとても平静で読めないのです。」と読んだとき、2025年、このレヴィナスを俺は今読むぞ!と思って大雨の音が響く中B&Bで買った。