
yt
@yt
2025年10月29日
虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ
ティム・オブライエン,
村上春樹
読み終わった
虚言の国から大統領が来た記念に。
「彼は理由もなく嘘をついた。ふざけて嘘をついた。嘘の響きを聞きたくて嘘をついた」(p317)
自由がなくなり、次に慎み深さと品位がなくなった国だ。
そこでは銀行強盗や殺人が気軽に行われて、予測不能のタランティーノ作品みたいだ。
「それが真実でないことを彼はちゃんと知っている」(p606)
誰かが信じてくれるから嘘は生まれる。
その不思議さについてたっぷり浸れました。
「それこそが、この国を再び偉大にするものだ」(p502)
こういうまがまがしい奴は信用ならない。








