
きらた
@kirata
2025年3月18日
伊根の龍神
島田荘司
読み終わった
御手洗の忠告に背き、伊根へと向った石岡
自衛隊の目をかい潜って辿り着いたその地で彼等が目にしたモノとは‥‥?
御手洗潔シリーズ最新作!
スケールの大きさや幻想的な謎の提示は流石の島田荘司といったところ
しかし本格ミステリとしては‥‥秀作って感じ?
悪くはないけど、個人的には前作の『ローズマリーのあまき香り』の方が素敵に思いました
‥異論反論、あるとは思いますが、自分としてはそうでした、ってことです
あと、作者の思想?主張?みたいなモノが押し出されている感があるので、引っ掛かったり合わなかったりする人はある程度居そうです
かくいう自分も、御手洗潔シリーズに時々あるこの手の強さが気持ちをざわつかせるので‥‥シリーズ全作をまだ読めてない一因はそんな所にもあったり
本作は未だ解決に至っていないリアルの出来事も絡めているので、落ち着かない気分になった箇所もありました
いいのかな?大丈夫なのかな?
石岡くん70歳の事実を受け止められなくて(笑)、一旦本を置いたりしましたが‥暫く日を置いて、脳内で30代後半〜40代をイメージ
女子大生に父と紹介されて怪しまれなかったから、それ位の見た目のハズだ、と言い聞かせました
石岡くんの自己肯定感の低さはあまり変わって無かった気もしますが、自虐的さはだいぶ薄まって居たように思えたのがほんのりと安心したところ
若い女性にグイグイ来られてジタバタするところは変わりませんね
後は何ていうか‥‥石岡くんはお姫様ポジだったのかなぁと
そして遠方から援軍を連れて駆けつけるのが騎士の御手洗
出会う前に麗羅は御手洗の事を母と言った(例えた)けれど、石岡と御手洗はそういう関係なんだよなぁとすとんと納得出来た
御手洗は石岡くんの保護者なんだよな、お互いがいくつになっても
と、納得したら、これ、ちょっと今更なんだけども、レオナにめっちゃ同情してしまいました
そりゃ割り込めませんわ、土俵が違いすぎるんだもの
※レオナは本作には出ません
これを理解した上でシリーズ初期のあの3部作?を読むと、レオナへの印象も変わるかも知れん?
変わらんかもだけど
まとまらなくなったのでこのへんで!
罪な男だな、御手洗‥‥