
べに
@beni_
2025年10月30日
ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾
読み終わった
映画化の時期に買って積んでいて、ようやく読んだ。
ペンションに集まったのはオーディションに受かった劇団員の若者七名。「吹雪の山荘」にいるという設定で演技をし、外に出たり外部と連絡を取ったりしたら失格にする、と演出家に言われる。そこで起きる殺人事件。それは演技なのか?本当の殺人事件なのか?
本当は雪が降っていない、嵐が起きているわけでもない空間でクローズドサークルを作り上げる手法が見事。癖のない文章でさらっと読ませてくる。
30年以上前の小説なので気になるところもなくはなかったが、とても面白く読んだ。


