古野楓 "自殺" 2025年10月31日

自殺
自殺
末井昭
母親が若くして自死した著者が「笑える自殺の本にしよう」と思って書いたとのこと。暗くシリアスな話ではなく、自殺や希死念慮を受け止めてごく自然な話題として書いている、すごく珍しい本。友人のお喋りを聞いているような気分で気軽に読めた。 「樹海探索」の章で、樹海を歩く仕事をしていた作家の早野梓氏のその時の体験、そこから成形されたであろう死生観についての話が1番興味深かった。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved