
jirowcrew
@jirowcrew
2025年10月31日
べつの言葉で
ジュンパ・ラヒリ,
中嶋浩郎
ちょっと開いた
「わたしは一人ぼっちだと感じるために書く。小さな子供のころから、書くことは世間から離れ、自分自身を取り戻すための方法だった。わたしには静寂と孤独が必要なのだ。」
自身の無力さにうちひしがれているとき、読むか、書くかを選べと言われたら、人はおのずと書く方を選ぶのではないかと思われる。それは自分を取り戻すよりも先に、自分の力を感じることができるから。手を動かすだけで、そこに文字があらわれるから。一文字だけでも、自分だけになら、感情はあらわせるから。


