
Hinako
@Lady_Hinako
2025年10月31日
ビジュアル・シンカーの脳
テンプル・グランディン,
中尾ゆかり
紹介されてるテストもやったし、インターネットのテストもやったけど、ごっりごりのビジュアルシンカーでした。
いつも考える時は絵が先に浮かぶので、まぁそうだろうと自覚があったけど。
ビジュアルシンカーにも視覚思考と空間思考があるらしいが、私は代数とか数学が得意なので空間思考の方が少し強いかな?でも、図形とかも得意だけど。
この本を読んで感じたのは、人の「脳の違い」は欠点ではなく、世界の見え方の多様性なのだということだ。
著者が牛のハグマシーンで有名なあの人か!と、読んでる途中でわかった。
著者は自閉症ながら環境に恵まれるなどして、才能を形できたけど、現実はそれら「問題」を才能にできる人は少なく、むしろグレーゾーンの人々の方が社会で生きづらさを感じているのではないかと思った。
「極端な例に寛容な社会」は、必ずしも「すべての違いに優しい社会」ではない。天才的な人だけが理解され、そうでない人が取り残される危険もあると思う。
大切なのは、成果ではなく、異なる認知や感じ方そのものを尊重する姿勢だと思った。
