🌜🫖 "ブルシット・ジョブ" 2025年10月31日

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@gn8tea
2025年10月31日
ブルシット・ジョブ
ブルシット・ジョブ
デヴィッド・グレーバー,
森田和樹,
芳賀達彦,
酒井隆史
『現代思想 統治vsアナーキー』 「政治学者が読むグレーバー ウェイバー・ハイエク・グレーバー ──官僚制と新自由主義をめぐって」 野口雅弘 p96 「グレーバーが指摘するのはまさにそうした、競争原理を軸とする改革の問題です。たとえば彼は『官僚制のユートピア』において次のような重要なテーゼを打ち出しています。「いかなる市場改革も、規制を緩和し市場原理を促進しようとする政府のイニシアチヴも、最終的に帰着するのは、規制(regulations)の総数、お役所仕事(paperwork)の総数、政府の雇用する官僚(bureaucrats)の総数の上昇である」(13頁)。競争原理を導入すればするほど規制が増え、ペーパーワークが増え、そして官僚の数が増えていく。この議論はもちろん、後の『プルシット・ジョブ──クソどうでもいい仕事の理論』(酒井隆史・芳賀達彦・森田和樹訳、岩波書店、2020年)につながっていきます。」
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