
読書猫
@YYG_3
2025年1月4日

二十億光年の孤独
W・I・エリオット,
川村和夫,
谷川俊太郎
読み終わった
読み直した
(本文抜粋)
“ぼくはある大きなリズムの中にいた。そしてそのリズムは限りないものでありながら、ある完結の感じを伴っていた。ぼくの中でその時、生は死によびかけることで、かえってその輝きを増し、あたかも死に阻まれぬもののように全く感じられた。そしてその感じがあまりにも完全なものだったので、ぼくには最初の行を書き始める前に自分の書くことがすっかり見えていた。ぼくはただ季節の最初の陽差から受けた感動を、最も動物的な、最も素直な、最もあたり前な形で、即ち生きたいという欲望と生きようとする決意として書きつけたまでなのだ。”