Aquaporin
@aquaporinase
2025年11月2日
統計学を哲学する
大塚淳
とても面白かった
学部のうちに読んでおきたかった
徳認識論は、主体の想定、ないし、主体と機能、つまり、理論と実践結果のコインの表裏を内包した言い方を奇しくもしているように感じた。
後でバラされることでのちゃぶ台返しの問題が生成AIにあるということを、徳認識論として理解すればいいことがわかった。
また、物質界と精神界をつなぐものとしての数式は不思議だとして、ベイトソンは天使のおそれで語っていたけれど、同様の問題は、いずれの統計的手段を用いても起きる。ただそれでも、数式を置くことができ、信頼性を感じるということが、統計の道具的な力だと言える。
