
彩
@aya_toto
2025年11月3日
こころ
夏目漱石
読み終わった
十数年振りくらいに再読。
こんな話だったっけ?の連続。
教科書に載ってるせいか、遺書ばかりが有名だけど、その前の私と両親についてとかいろいろ書かれているのに、見事忘れていたのは、それだけ後半100頁あまりの遺書のインパクトが強すぎたんだろうなぁ。
昔は、お嬢さんは本当はKの方が好き、と勝手に思い込んでいたんだけど、再読したら、
いや、普通にKのことは何とも思ってなくて、ストレートに告白したら、先生と結ばれてるし、
普通にKって死ななくてよかったよね?
とも思うし、そもそもやっぱりあんまりKの自殺と恋愛って関係ないのか?
いろんなところで言われてるとおり、明治の精神が〜とかそういう誰かが話した説に乗っからないと納得できない感じ? とかとか。
あと、自分が死んだら殉職したりするんなら、やっぱり天皇って気の毒だよ、と思ってしまった。
実際はそれほど関係ないのに、死ぬきっかけにされるのも、結構辛いと思う。
再読するたびに感想が変わるんだろうなぁ。
なんかくだらない感想しか書けないけど、先達の意見をトレースするよりずっといいじゃん、と思ったり。



