
旅するやまねこ舎
@t_yamanekosha
2025年11月11日



旅するやまねこ舎
@t_yamanekosha
今日は第2章まで。
開館準備期間が3ヶ月しかなく、漠然と示された数値目標が年間来館者数100万人。ステキな建物(ハコ)は既にあるが、新館長はSNSで公募。採用されて赴任してみてビックリ🫢な現場を一から創りあげていく物語。

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今日は第4章まで。図書館開館準備から始まり、開館後に多くの来館者を迎えながら、さまざまな事業を立ち上げ、地域の人々との協働企画を推進していく。着任当初に吉成さんが描いた目標が着々と実現されていく姿が感動的に描かれている。
おそらく部下はてんてこ舞いだったと推察するが、そこには(敢えてなのか?)触れずに、奇跡が起こったかのような描写が続く。
メディアコスモスについては、先般NHKでも放映された。確かに利用者目線に立てば、従来の図書館の閉鎖性を開放し、市民の交流の場として機能し、うらやましい限りであるが、図書館運営を支えるスタッフの安定的雇用と長期にわたり持続可能な組織の存続が課題になるのではないかと感じた。
第5章は2018年に岐阜市の機構改革によりメディアコスモスの一部にあった市立図書館の所轄が、教育委員会から市民協働推進部に移管された後のこと。どうなったのだろう⁇
続きはまた明日。

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第5章、6章を一気に読んで読了。
第6章に、開館9周年記念イベントで行われた、メディアコスモス設計者の伊東豊雄さんと吉成さんとのトークイベントに関する記述がある。
伊東さんは3人の建築家による公開コンペを経て、受注。設計のコンセプトは①館ではなく園としての建築②「みんなの家」
としての公共建築③グローブの間は散歩道、とある。
図書館長として3年の任期で赴任した吉成さんが結果的に9年間在職したメディアコスモスに蒔いた種は開花し、実を結んだ。
メディアコスモスが、岐阜市のさまざまな課題を協働的に解決する拠点として、ここに集う人々によって末長く継承、発展していくことを祈ります。